ダイヤモンドの価格は、その重さの自乗に比例することをルールにしている。仮にダイヤモンド1カラットが500万円であるとしたら、2カラットのダイヤモンドは1000万円と考えたくなるが、そうではなく重さの2乗倍ルールにしたがって500万円×(2×2)=2,000万円、 3カラットの場合は、1,500万円でなく500万円×(3×3)=4,500万円となる。 このことから任意分割が求められた場合3カラット4,500万円のものを3分割すれば、1カラットは1,500万円ではなくただの500万円になってしまう。また、合成することが不可能な最大な欠点がある。 鋳造貨幣と鍛造貨幣 アジアには鋳造貨幣が多い。貨幣の価値が素材よりも発行する政府の権威によって流通した。 反対にヨーロッパでは、実質的価値(労働量)のある鍛造貨幣が主力である。 日本で最初に発行された貨幣 708年、元明天皇の時代に和同開珎(わどうかいちん)が発行されその後、奈良時代から平安時代にかけ12種類の銅銭が鋳造された。いわゆる「皇朝12銭」である。しかしこの250年の間だ、朝廷によって貨幣流通が奨励されたにも拘らず、思うように機能しなかった。 それ以前にも無文銀銭や最近話題になった富本銭などがあるが、貨幣としてよりも厭勝銭や花銭としてのまじないの意味の貨幣の役割が強かった。しかし、近年の(2008年)の発掘調査で、日本最初の貨幣として、富本銭が鋳造されたとの説が有力である。 因に、経済・金銭・資産に関連する文字は、賄賂をはじめ売買・貸・資・貯・貧等々の漢字に共通して「貝」という字が認められる。貝の字そのものは宝貝(子安貝)を裏側から見る象形文字である。古代中国では宝貝が、亀甲と並んで貨幣の役割を果たした。貨幣の貨も貝が化けて進化したものだとのことだ。 福岡県 北九州市 若松区 ビジネスホテル うめかぜ組合

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